あとがきによれば、満八十歳を機に上梓されたという作者の第十五歌集である。二〇一四年から二〇一六年にかけて詠まれた三二〇首が収められている。鳥取の松葉蟹の子生きながら箱詰めに五尾送られて来ぬ 巻頭の連作「若松葉蟹」の第一首。二句目と四句目の最…
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