歌集『ナムタル』について
歌集『ナムタル』は、①通販②一部書店でお求めいただけます。また、文学フリマなどの即売会などにも出店予定です。
①通販(メール、BOOTH)
著者から歌集をお送りします。
お名前とご住所を明記の上、
icebergs31@gmail.com(土岐友浩)までご連絡ください。折り返し、振込先をご案内します。お預かりした個人情報は適切に管理いたします。
サインを入れることもできますので、ご希望があれば、気軽にお書き添えください。
スマートレターで発送します。消費税込・送料込で2,380円。
BOOTHからもご注文できます。あんしんBOOTHパックなら、匿名での購入が可能です。
②書店
大阪の私家版歌集専門店「犬と街灯」など、詩歌を扱う書店に委託販売をしています。
本歌集をお取り扱いいただける書店を探しています。私家版ですので、書店の販路が頼りです。ご連絡をいただけましたら幸いです。
『ナムタル』
2023年9月10日発行
著者・土岐友浩
装画・古井フラ
発行・西瓜
本文編集・土岐友浩
表紙印刷・サンエムカラー
本文印刷と製本・創栄図書印刷
並製本/四六版/160ページ
歌集が出ます
こんにちは、土岐友浩です。
今年の夏は、祇園祭、甲子園、花火大会など、多くのイベントが数年ぶりに完全復活となりました。
喉元過ぎればなんとやら、と言いますが、大変だったときの記憶ほど、むしろ僕たちは積極的に忘れていくのかもしれません。
しかし、なにもかも忘れてしまえば、振り返ることもできなくなります。
2021年の夏、僕は「ねむらない樹」に「ナムタル」という短歌連作20首を発表しました。毎日のニュースで感染者数 (とオリンピック関連のあれこれ)が報じられたあの日々を、どう詠めばいいのか、長く悩んでいたのですが、はじめて、わずかなりにも手応えがつかめた作品でした。
その後「短歌研究」に「コロニラ」30首を発表しました。タイトルはポール・ヴァレリーの晩年の詩集から取っています。思いがけないことに、穂村弘氏が季評で本作を取り上げ、一定の評価をしてくださいました。幸運でした。
このそれぞれ思い入れのある作品を、忘れる前に形にしておきたいというのが、今回歌集をまとめることにした大きな動機です。
ナムタルは、疫病をもたらす神様の名前です。たまたま読んだ中島敦の小説に、その名前だけが出てきました。
一度、勉強のために『古代メソポタミアの神々』という本を取り寄せたのですが、載っていませんでした。なので僕のなかではいまだに詳細不明な神様です。が、それでもいいか……、と思っています。
歌集は私家版で、本文の編集と校正を僕一人でやりました。
なぜ私家版かという話は、別の機会に書くつもりです。
装画は古井フラ氏に依頼しました。
古井氏とは、以前に満島せしん氏の歌集の栞文を書いたご縁で知り合いました。古井氏の詩画集『変身物語』を読んで、歌集の装画はこの方しかいないと確信し、メールを送ったのが昨年の十月のことです。
それから約一年。
描き下ろしていただいた装画を、できるだけ、魂を売ってでも、美しく「本」にしたいと思い、京都の印刷会社サンエムカラーさまに表紙印刷をお願いしました。製本は、僕が学生時代からたびたびお世話になっている創栄図書印刷さまに頼みました。
私家版歌集ではありますが、みなさまの力を得て、もう少しで完成します。
9月10日の文学フリマ大阪で個人ブースをもうけました。BOOTH通販や書店委託、刊行記念のトークイベントなども予定してします。この歌集が、たくさんの読者と出会えることを祈っています。
【書誌情報】
仕様:四六版/並製本/160頁
本体 2,000円+税
刊行:2023年9月上旬予定
(BOOTH通販、即売会等で頒布予定)
印刷:表紙印刷 サンエムカラー
本文印刷・製本 創栄図書印刷
『4』トークイベントに行ってきました
大阪で青松輝さん、岡野大嗣さんのトークイベントに行ってきました。
60名の会場が満席。
短歌が若い世代に広まっている熱を直に感じることができました。
二人の出会いはQ短歌会のインタビューだったそうです。
「歌集『4』は2020年代のラインマーカーズになるのではないか」と岡野さんのお話が印象に残りました。
晩年の岡井隆についても言及がありました。
歌集にサインもいただきました。ありがとうございます。
お二人のこれからの活躍を、心より願っています。めざせドバイ!
光り続ける僕たちの密室論/世界すべてを映し出すシネマ 青松輝『4』
今年いちばんに冷え込み町じゅうのイースト菌が仕事をさぼる 岡野大嗣『サイレンと犀』
歌集『僕は行くよ』について
昨年12月、土岐友浩第二歌集『僕は行くよ』を上梓しました。
①書店②青磁社③著者のいずれかからお買い求めいただけます。
①書店
大阪の「葉ね文庫」など、詩歌の本を扱う書店で販売しています。一般の書店でも、地方・小出版流通センター経由でお取り寄せいただけます。書店のオンラインストアもご利用可能の場合があります。
②青磁社
版元の青磁社からもご注文いただけます。リンク先の「ご注文・お問い合わせ」をご確認ください。
③著者
著者(土岐友浩)にご連絡いただければ、通販のご案内をいたします。icebergs31@gmail.comまで、お名前とお送り先をお知らせください。BOOTHからの注文も対応しています。
→歌集の詳細は過去の記事もご覧ください。
『僕は行くよ』10首抄(染野太朗・選)
いないのにあなたはそこに立っているあじさい園に日傘を差して
鉛筆の芯をするどく尖らせて「無」と書いていた西田幾多郎
猫の恋 恋という字と猫という字を二回ほど入れ替えてみた
殴ってでもやめさせればよかった、と男のあとで男は言った
思い出のそとに記憶はあるものを風にはためくコートのフード
二〇〇〇年にすべて終わっていたのでは クリスマスツリーの青いひかり
これという映画がなくて平日の午後の三条通りを歩く
去年「海辺の生と死」を観た
水切りの石は進路を変えながら沈んでいったかげろうの島
芝生にも白詰草が咲くことがあるよ言いたいことを言いなよ
山頭火で三一〇円のラーメンを食べていたのが三月十日
歌集ができました
おかげさまで第二歌集ができました。平成が終わったのを一区切りに歌集をまとめようと思ったのが2019年の夏、そこから作品の手直しにずいぶん時間がかかってしまいました。
『僕は行くよ』
発行・青磁社
装幀・濱崎実幸
帯文・稲川方人
並製本 四六版変形176ページ 270首
ISBN 978-4-86198-491-4
著者からの通販で歌集をお求めいただけます。①お名前、②お送り先(住所)を明記の上、
icebergs31@gmail.com(土岐友浩)までご連絡をお願いします。
スマートレターで発送、消費税込・送料込で3,040円です。折り返し振込先をご案内します。
版元の青磁社様からもご注文可能です。こちらは送料無料です。
書店店頭での取り扱いが始まりったら、改めてご案内できればと思います。よろしくお願いします。
(追記)
BOOTHも作りました。あんしんパック対応しております。
歌人が答える31問31答!
なんの脈絡もなく始めた企画でしたが、Twitterで告知して2日で31問の質問が集まりました! みなさまご協力本当にありがとうございました。さっそくお答えしていきたいと思います!
Q1-1/関西で食べられる美味しいラーメンベスト3を、食レポ付きでお教えください!(質問者:@rita_hassy47 さん)
紫蔵…いわゆる家系ラーメンの名店。以前はお店が左京区にあって学生時代は自転車で通い詰めました。スープ、チャーシュー、ご飯、すべてが言うことなしです。行列注意。
京都元町北山らーめん…四条烏丸の近く。「濃厚醤油らーめん」か「白らーめん」をその日の気分で。路地をちょっと入ったところにある立地なので繁華街なのに落ち着いて食べられるのもポイント高い。
あと一乗寺の「亜喜英」の「純濃厚らーめん」食べたことなければぜひ。鶏豚骨系ですが不思議とそんなに重くない。ただし不定期営業で営業日はTwitterの公式鍵アカをフォローしないと確認できないというハードル高めのお店です。以上食レポでした。
Q1-2/好きな飲み物を三つ教えてください(質問者:@smizunuman さん)
WONDA「極」の「老舗珈琲店の甘くないラテ」。飲みやすくて後味もすっきり。あとはなんでしょう、麦茶とかオロナミンCとか? 刺激が強いのはあまり飲まなくなりました。
Q1-3/好きな映画俳優はいますか?
あんまり俳優目当てで映画を選ぶことはないんですが、うーんジェレミー・レナーとかタロン・エガートンとか……。あっそうか、アダム・ドライバーがいました。アダム・ドライバー出演作は観たさが上がります。「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」とか最高でした。
Q1-4/いままでで一番読み返している歌集は何ですか?
斉藤斎藤『渡辺のわたし』。京大短歌会の新入会員時代、勉強会の課題歌集だったのでかなり読み込みました。が、いまはこの本、後輩に貸しっぱなしで手元にありません……。
Q1-5/特に応援している棋士がいたら教えてください。
藤井猛九段。ご存じ「藤井システム」の創案者で、序盤の一手一手の繊細さにしびれます。リアルタイムの中継があれば必ず観ます。山崎隆之八段も世代が近いので応援しています。今年こそA級昇級を!
Q1-6/生まれ変わるなら人間ですか?人間以外なら何に生まれ変わりたいですか?
人間なら旅人。人間以外ならカモメ(ジョナサン的な意味で)。
Q1-7/名詞、動詞、形容詞、接続詞、助詞などのうち、どれが一番好きですか?
このなかだと形容詞かな、感情をこめやすいし、短歌に形容詞使うのも好きだな、と自作を眺めていたのですが「大きすぎる」「暗すぎる」など「形容詞+すぎる」を使いすぎなことに気づきました。これは反省しなければ。
Q1-8/京都でお気に入りの喫茶店はありますか?
「ソワレ」や「フランソワ」の近くにある「みゅーず」が一番のお気に入りだったんですが2006年に閉店してしまいました。
思い入れがあるのは百万遍の「進進堂」、荒神橋の「かもがわカフェ」、三条京阪のスターバックス。スタバは午前中が狙い目です。
Q1-9/私家版(インディーズ)の歌集が出版社(メジャー)から出た歌集を倒す日は来ると思いますか?(質問者:ナイス害さん)
来ます。絶対に来ます。信じて戦いましょう。謎彦さんの私家版歌集『御製』、瀬戸夏子さんの『そのなかに心臓をつくって住みなさい』、我妻俊樹さんの『足の踏み場、象の墓場』などすごい歌集はすでにたくさんあると思います。ナイス害さんの第二歌集も楽しみにしています!
Q1-10/関西でオススメのパン屋さんを教えてください!(質問者:笹川諒さん)
僕は北山にある「ブリアン」でシンプルなビスケットパンをよく食べていました。表面だけサクサクで中はふわふわです。すぐ近くに進進堂北山店があって、イートインスペースがかなり居心地いいのでこちらもおすすめです。
Q1-11/好きな野球選手の成績とかあったら教えていただきたいです。(質問者:ヒライデホンさん)
地元ではドラゴンズファンだったのですが、大学に入ってから全然観なくなり記憶も薄れてしまいました……。実在じゃなくて申し訳ないのですが、小さい頃にジャンプの漫画「県立海空高校野球部員山下たろーくん」を読んで、鋭い勘で投手が投げてくるボールのコースを九割当てることができる須永というキャラが好きでした。
Q1-12/自分の歌作において、ぜったいに使わないようにしている言葉はありますか?(質問者:平岡直子さん)
どちらかと言うと、ふつう短歌には使わない言葉を短歌に使っていきたいというスタンスなので、外来語でも流行語でも、気になる言葉はなんでも取り入れたいと思っています。「さびしい」や「悲しい」とかも使わないほうがいいと言われますが、あえて使うとどうなるんだろう、と考えるほどには天の邪鬼です。単語レベルではそういう感じですが、「い抜き言葉」や「ら抜き言葉」は使いません。
Q1-13/いい喫茶店の条件を教えてください。
明るすぎず暗すぎず、店員さんの雰囲気がよく、あと本屋さんが近くにあると完璧です。買った本をすぐに読めるので。
Q1-14/穂村弘の第五歌集について無責任になにか言ってみてください。
わっすごい質問。無責任なアイデア、湧いてきたんですが怖くて書けません。と言いつつ書いてしまうのですが、生前に出ることはない気がします。穂村さんなら有志が全歌集あるいは遺歌集を編まれるはずですが、それを見越して「自分はそういうものをあまり望まない」みたいなことをどこかで発言される気がします。けれど辞世の歌はちゃんと用意してあったりして、最終的に横尾忠則装画の「ラインマーカーズ2」という追悼ムックにまとめられて発売される未来が見えました。どうか読まなかったことにしてください!
Q1-15/病院で診察をうけるとき、「前回処方した薬は効きましたか?」みたいなことをよく聞かれるのですが、薬を服用したから症状が軽くなったのか、あるいは服用しないままでも同じ程度の改善があったのか、自分では区別がつかないと思ってなかなか答えに苦慮するのですが、どう思いますか?(質問者:予言さん)
医師のほうは、薬ごとに「効きはじめる早さ」や「効き具合」がだいたい頭に入っているので、それと患者さんの話を擦り合わせて効果を評価しているのだと思います。なのでありのままに調子をお話ししていただければ大丈夫のはずです。
Q1-16/土岐さんにとっての理想の歌会ってどんな歌会ですか?(質問者:紅茶さん)
理想の歌会! 考えたことありませんでした。いろいろイメージしたら「明るすぎず暗すぎず、司会の方がいい雰囲気で……」とQ1-13の回答になんだか近くなってきました。ちょっと質問と違いますが「遠出して参加した歌会はだいたい楽しい」という法則があるような気がします。
Q1-17/好きな副助詞とその使い方のこだわり(質問者:森島央次郎さん)
僕が短歌でよく使うのは「ばかり」「くらい」です。一首の雰囲気をギュッと絞ったり、ふわっと広げたりする効果が出せるのではないでしょうか。ただ作者が雰囲気をコントロールしすぎてもいけないので、本当はあまり多用しないほうがいいかもしれません。
Q1-18/いいと思う短歌をいくつか教えてください
改めて考えてみたのですが〈物干し竿長い長いと振りながら笑う すべてはいっときの恋(五島諭)〉がオールタイム・ベストかもしれません。一番を挙げてしまうとバランスが難しくなるので今回はこれ一首だけで。すみません。
Q1-19/好きな古典和歌がありましたら、教えてください。また、現代に歌を作る者として、古典和歌に触れることにどのような意義があると思われますか?
阪急かっぱ横丁の古本屋で買った塚本邦雄の『清唱千首』と岩波文庫の『藤原定家歌集』は古典和歌が読みたくなったときに読み返します。解説付きで読むのも、解説なしで意味はよくわからいままに読むのも、どちらもそれぞれ得られるものがあって好きです。
Q1-20/作るのが楽しい料理はありますか?もし、あれば理由と合わせて教えてください
僕のは「料理」というか完全に「自炊」ですね……。学生レベルです。学生当時はパスタばかり作っておりました。いまでもときどき作りますが、自炊卒業は遠いです。
Q1-21/好きな将棋の戦法はなんですか?理由も教えてください。(質問者:三田三郎さん)
角交換系ですね。居飛車なら角換わり、振り飛車なら角交換四間飛車など。序盤でパッと角を手持ちにしてしまって、あとは自陣をバランス重視でまとめていくのが好きなんですが、書きながら自分の短歌ももしかしたらそんな感じで作ってそうな気がしてきました。
Q1-22/「あれはなんだったんだろう」と思うこと(質問者:いしゃどうさん)
去年、堂園さんが歌会にガチガチの文語の歌を出していたことですね。あれは本当になんだったんでしょう。
Q1-23/「生きづらい」という事と、「悩んでいる」という事には、確かな意味の違いがあると思うのですが、
例えば、
のび太が悩んでいる短歌はあったとしても、ジャイアンやスネ夫や、出来杉くんが悩んでいる歌というのは、やはり少ないのでしょうか?
何か、知っている歌や、参考になる歌人さんがいたら教えてほしいです!(質問者:長谷川琳さん)
のび太の悩みとは、ジャイアンの悩みとは、と考え始めてよくわからなくなってきました(汗)。直球で悩んでいる短歌って意外と少ないような、たとえば啄木? 試しに啄木の短歌を作中主体「のび太」で読んだらどうだろう、と思いついたのですが、
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
いたく錆びしピストル出でぬ
砂山の
砂を指もて掘りてありしに
などなど、いかがでしょうか。ジャイアンは誰かな、森鷗外とか(問題発言)。
Q1-24/好きな森博嗣作品はなんですか?
森博嗣はちょうど僕が高校生のときに『すべてがFになる』の文庫が出たのでそこから追いかけ始めて、『四季』くらいまでは読みました。
一冊挙げるなら『喜嶋先生の静かな世界』。自分は研究や学問の道には進まなかったのですが、その道の先には何があるんだろう、と想像するとなんとも言えない気持ちになります。
Q1-25/将棋この一局(またはこの番勝負)がやばい!というのがあればおすすめを教えてください
第33期棋王戦第1局(棋譜:https://bit.ly/3masma5)。
アマチュアでもわかりやすい派手な手が何度も飛び出すので並べるだけで楽しいです。後手佐藤康光棋王の一手損角換わりに、羽生善治挑戦者が速攻を仕掛けて、51手目5三角成、69手目6五銀、105手目2一飛、からの133手目5五馬。ああリアルタイムで観たかった。
Q1-26/いくら考えても歌ができないときはどうしていますか。
散歩する、缶コーヒーを飲む、Twitterのふぁぼ欄を読み返す、昔ボツにした歌を改作する、それでもできないときはあきらめて寝ます。
Q1-27/印象的な川の思い出はありますか。
奥多摩で短歌キャンプをしたときですね。学生短歌会の合同合宿ではなくて、どういう集まりだったか全然思い出せないのですが、花山周子さんが川べりの大きな岩の上に立っていた姿がかっこよくて忘れられません。
Q1-28/好きな季節はいつですか
暑くなければ夏。暑くなければ……。
Q1-29/ご出身の一宮市といえばCoCo壱番屋の総本山ですが、カレーライスに対するこだわりはありますか? また、好きなカレーライス短歌はありますか?(なかったら、書いてください!!)(質問者:御殿山みなみさん)
カレーの歌ってあんまり思いつかないですが偶然にも最近〈学校を風邪で休んだ日に父と食べたCoCo壱番屋のカレー〉という歌をつくったところでした。凡作ですが、まさかこんな形で活用できるとは。
ココイチは大人になるまで総本山とはまったく知らないまま、よく食べに行っておりました。こだわりと言うほどのものはありませんが、なすカレーやビーフカツカレーが好きでした。あとベーコンサラダの上に乗っているベーコンが、ちゃんと温かくて美味しかったですね。
Q1-30/他人の作品とかぶらないようにしたいのですが、似た作品がないか、どのようにチェックすればいいのでしょうか。
よく似た作品があるかもしれないと思ったら念のため検索したほうがいいでしょうね。有名な作品なら、それでだいたい重複を防げます。人とかぶらない、自分の文体や自分の語彙を見つけていくのも大事ではないでしょうか。
Q1-31/二句切れってやっぱりチャラいんでしょうか?(質問者:たたさん)
僕が10年前に提唱した「二句切れはチャラい」説ですね。長年そう思っていたのですが最近、初句切れのほうがチャラいことに気づきました。
〈恋ですよ 芋の芋まで掘り起こしありったけポテトフライにしたい(阿波野巧也)〉とか、ほら!
* * *
質問企画とても楽しかったので、できれば第二回、第三回と続けていきたいです。引き続き質問をお待ちしております!
https://forms.gle/gxuyC5pRXv12SDsp7
【質問募集】(コメント欄等にお寄せください)
今から5年前、天野うずめさんの配信番組「歌会たかまがはら」に出演したとき、投稿者のみなさんからの質問にお答えするコーナーがありました。ちょうど第一歌集を上梓したばかりだったので、歌集にまつわることなどたくさんの質問をいただき、答えることができました。
読み返したら回答を書くあのときの楽しさを思い出したので、もう一度、今度は自分で企画してみようと思います。
短歌全般、その他なんでも、どなたでもどうぞお気軽に、この記事のコメント欄に質問をお寄せください。31個あつまったら、まとめてnoteにアップします。よろしくお願いします。
(追記)
質問の投稿フォームを作りました。こちらから匿名で質問をお送りいただけます。